いつもの雑感。
セラピストを育成したりセラピー技能を伝承する場。
業界揺籃の1980年代からすでにありましたし、その後も減少していくことはありませんでした。
それから40年。
10年以上キャリアのあるセラピストの70%以上は何らかの形で育成や技術伝承に携わっているというデータもあるくらいですから。
ただ。学ぶ人たち(生徒さん)を見ていますと。
時代の変遷とともに変化してきているのも事実です。
求められるカタチというのは“技術の特徴そのもの”から、社会の様々な場面での用い方であったり、活用の場の広がりに対応できるものであったり。
学ぶ人たちは、そのあたりもしっかり見て自らにとって必要か?を判断しています。
と同時に。
やっぱりその伝承する技術がなぜ良いのか?教え伝えるに値するのかということも。正面からきちんと伝えられる。
『とりあえず。すごいんだからいいでしょ?』
『とりあえず。教えた、あとは“いってこい”!』
それでは益々求められなくなっていく。
対象となる人も違えばそのカタチも違う。
技能を提供する育成者たちはそれらがどう用いられるか?を想像できるスクールスタイルとなっていくのかな。
資格をとる、からメニューに加えられるとなり、今は求める対象に応じて、と常に変化していき、
当然、社会においてセラピストという存在もそのプロフィールは多種多様となっていくのだと思います。