こうして書籍の枠組みの精度が高まってきた段階の次は原稿執筆ではなく、あることでした。
それは「書籍製作チームの結成」です。
書籍が作られていく最初のプロセスでは編集担当者との関係性が一番大切です。
と同時に日々同時進行で様々なことをしている身として。
書籍を作り上げていくには陰で支える(僕にとっての)シェルパの存在が不可欠です。
と言いますのも、僕の雑な性格からして気づかぬうちにクオリティが低いまま執筆活動その他を進めてしまう可能性があるからです。
(ですので著者が全員製作チームを必要とするか?といえばそうとはいえません)
最初に向かった先は北海道。イラストデザイナーとなるシェルパに相談するためにでした。
飛行機に乗りまだ雪の残る北海道に。
本を一つの作品として考えますと、読者がパッと手に取った時やパラパラとめくった時の受け止める印象がとても重要です。
つまり本文の内容もさることながら、おざなりにできないのはタイトルと装丁(表紙デザイン)、そして本文にあるデザイン、イラストたちです。
著者の想いを汲み取り、著者もちょっとしたニュアンスの違いを伝えやすく、当然のことながらデザイン力に優れるシェルパ。
だからこそ。僕はどうしても彼らに関わって欲しかった。
そして、もう一人のシェルパとして声をかけたのが校閲者です。
(これも僕自身の能力によるのですが)誤字脱字など僕一人で防ぐことは無理です。
最終的には出版社が責任を持って最後対応してくれますが原稿を提出する段階であったり、また最終段階においてチェックしてもらうシェルパが必要でした。
実は前作まではこのシェルパはチームメンバーにはいませんでしたが、原稿執筆段階であまりに僕の文章には欠けがありましたから本書から加わってもらいました。
そして最後に。著者の精神的支柱となるシェルパです(つづく)
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