先日、経済新聞にこんな記事が掲載されていました。
『商標登録料25%下げへ』(日本経済新聞2015.2.5)
具体的には商標(ネーミングなど)登録料が一分野37600円から28200円に。
10年後の更新料48500円から38800円に。(詳しくは特許庁サイトなど確認ください)
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セラピストが携わるセラピースキルや、特徴的システムなど。
実はほとんどのセラピストにとって商標権は遠い先か必要と感じない案件です。
しかし、成熟期に入ったセラピスト業界で生き残るであろうジェネラルセラピストは、
社会全体を見渡して「もしこれが自分に影響を及ぼすなら?」という発想を常に抱いています。
前述のネーミング商標登録について今までは、
・お金も時間も手間もかかるし、どうなるかわからないから。
・商標登録しても売り上げに直結しないし。
・うちのサロン(スクール、セラピーネーム)はインターネットでは検索上位だから。
そのような理由でアクションを取らないセラピスト(サロンオーナー、スクールオーナー)が多かったかと思います。
しかし、こういった一般メディア情報(商標登録料のハードルが下がったこと)に対して、
「うちの◯◯というネーミングとまったく同じのをどこか誰か(国を超えてでも)が商標登録したら…その瞬間からそれは使えなくなる」
「まず◯◯が商標登録すべきか否か、調べてみてから判断しよう」
という発想を持つこと。
これこそがジェネラルセラピストとしての発想です。
自分をとりまく環境に敏感になり、起こる可能性の枠を広げておく。
成熟期に入ったセラピスト業界は誰がどんな形でアクションしてくるかは予測がつきません。
その上で決断する際に我々の様な専門家に尋ねるのであれば、それはより正しい決断となっていくのです。
【本日配信予定〜web版セラピストの学校より】