世の中でも身近な世界を見てても。
“個々の決断の理由”がどんどん変化してきているなぁと感じいて。
そんなときに想うのは、何かを始めるときにこそ終わりを意識しておきたいということです。
セラピスト支援など僕と近い取り組みをしていた面々が別のステージにいくのを沢山見てきましたが、風の便りでも耳にするのは。
始める段階で終えることを明確に意識している人たち。
スタートアップの際のセラピストからの相談で『終わりのカタチ見えてます?』と問うて、えっ?と驚かれたこともあります。
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『迷惑をかけないで終える。』
とはよく言われますが、どうやったってなにかが終わるときには手に届く範囲の人には迷惑かけますよ。
特に人との関わりが多ければ多いほど。
社会から必要とされているのであればあるほど。
僕は自分を筆頭に今まで人に迷惑かけないで生きてきたニンゲンに出会ったことがありません。
ただそこで残された人たちがそれぞれの想いを胸に、新たな一歩を踏み出せる終わり方がある。
また自分も新たなステージに見るにおいてそのことを胸に歩んでいってるのか?
迷惑をかけない終わり方ではなく。
迷惑をかけつつもどう終えて次に向かうのか。
それこそが自身の物語を紡ぐといくことでもあるのでしょうね。
本当の意味での成功というのは。本人がその場からいなくなった時にこそ評価されることなのかもしれません。(文責:谷口晋一)