コンサルティングやオープンキャンパスでの講座など。
セラピストのみなさんの今の位置をお伝えする際に二つの大きな視点から具体的なことに繋げて話します。
それが業界サイクルとセラピスト個人のサイクルというものです。
業界サイクルの今は第二揺籃期への移行期であり、セラピスト個々人がそこでどのステージを歩んでいるか?
業界が成熟期から次の揺籃期に移っていきますと。各々の活動フィールドが多種多様となってきます。つまりそれは、
今までの当たり前だったことが、“その中のたったひとつ”となる。ということでもあります。
例えば。
・自宅の一室やワンルームスペースなどで
・代表的なセラピーカテゴリーを表記して
・60分だとか90分などといった分数をメニュー価格に反映させて
・それを提示し集客し、継続利用をしていただけるようにする。
こういった“個人セラピストの型”をモデルケースとしていくのがある意味、たった一つの正解とされていた時代から。
それは数ある個人セラピストのスタイルの一つ。であって、それとはまるで違う型がいくつも生まれてくるのが揺籃期における業界の流れとなります。
つまり個々が様々な型を模索しながら作り上げていきながらの時代といえます。
今まで「このセラピーはこういった形で。」という枠を一旦取り外す。そして、
それまでは想像もしなかった様な対象(個人や法人、団体など)にセラピーを新たに広げることや、クライアントが求めるスタイルがどんどん変化していく中で今、セラピストたちは動いています。
どんなスタイルがあっても驚かない時代となり、どういったものがスタンダードとなっていくか?なにがどうなるかまだよくわからない。
もちろんたった一つの技術だけでなく様々なセラピーを習得する流れもまた同様に広がります。
では。そんな業界の流れの中で個々のセラピストはどうしていったらいいのか?
これも当然のことながら。簡単なとか、劇的なとか、ガラッとしたものを求めるのではなくて。
◆あなたにとってのクライアントは誰なのか?
◆そこであなたが求められることは何か?(短期にまた中長期に)
◆そのためのアプローチ方法とは何か?
そんなベタでシンプルなことを掘り下げて、活動も学びも個々がトライ&エラーを繰り返す中で個々のセラピストにとっての“一つの型”を見出していく。
つまり。正解を他に求めず、自分の軸から見いだせる様にする。という事でしょうか。
ちなみにそういったことを確認したり共有できる存在があるのは、この変化の時代(移行期)から揺籃期にかけてはとても大切なことだと思っていて。
そういったコミュニティに足を運ぶ価値がありますし、第3の場(サードプレイス)としてのセラピストの学校もまたあるわけです。(文責:谷口晋一)
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