関東で雪の降り積もった今週前半。業界誌の出版社へ顔を出し、逗子まで足を運んできました。
互いの情報を交換し合ったり、プロフェッショナル同士お引き合わせしたり。
直接的な仕事の打合せという訳ではなく、ご縁ある人たちとアンテナを張り、電波を発し合う。
今回それぞれの話題の中心となったのが中興の祖とも言える第二世代のプロセラピストたちについて。
セラピスト業界という特定のジャンルですが、今まさに第一世代から引き継いだ第二世代(1990年代後半〜)が引っ張っています。
第一世代(1980年代後半〜)の、何もないところから新たな世界を生み出してきた一見強すぎる個性を身近に感じつつ、社会の変化に機敏に対応し、自らの個性をじっくりと時間をかけて構築してきた第二世代。
次の第三世代(2000年代半ば〜)を育成しつつ、現場に立ち続けています。
共通点は一見スマートですが、水面下でかなり努力しています。しかもその努力してる姿を見せないのがとても上手い(笑)
ですので、第三世代はすぐに追いつけるだろうと思うのですが現実を知ってその差に愕然とする。
凄みを凄みとして見せないことを意識していると言いますか。
ちなみに第一世代や第二世代と比較しての第三世代について。
彼らはフットワークがとても軽く、他業界や海外など、業界が壁と感じていたものをヒョイと乗り越えて楔を打ち込んでいく。
そんな存在になるのではないでしょうか?
これからのセラピストの学校は第一、第二世代との関わりを持ちつつ第三世代の次を見ていくアクションをしていきます。
こうして決して大きくはない一つの業界が時代時代で繋がっていったらいいな、と思うのです。(文責:谷口晋一)