あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
さて、セラピスト業界特に個人セラピストにとって今年一年はどんな年となるのでしょうか。
私が関わり、そこからイメージするという注釈はつきますが2018年の業界展望をお伝えします。
セラピスト業界を取り巻く状況について去年に引き続き影響を受けているもの。それは社会構造の変化からの影響。
特に去年からうねりが大きくなってきています。
これはメディアその他でよく耳にすること、AIであるとか働き方改革だとか。
特に日本の場合は人口構造がそのまま社会構造の変化に直結してくるというもの。
それに伴ってセラピスト業界の構造も引き続きの変化が求められています。それも社会の変化の方がスピード感があって追い立てる様な。
特に規模の拡大など、複数店舗を有したり協会やスクール運営をしている業態のセラピストオーナーなどは大きく変化を感じた2017年であったと思います。
主には共に関わる人(スタッフ、生徒など)について。
なぜ一緒に働くのか?なぜそこで学ぶのか?の個々のテーマがどんどん個別化され、それに対応できず戸惑っていたオーナーが多かったのが2017年。
今年はむしろそれ(個別化)が当たり前のものとして捉えられる様になるのではないでしょうか?
運営サポートの中でも中心テーマでしたが、関わる人の個々のテーマに明確に寄り添いながら、なおかつ方向性を定め運営をしていくという舵取りがオーナーには引き続き求められると思います。
では、個人のセラピストを取り巻く環境はどうなのか?
2018年はより積極的な動きが個人セラピストにも出てくるのではないか?と考えています。
前述の社会構造の変化は、基本的に個人が様々なアクションをしやすくなるものとも言えます。
個人セラピストも同様で
などが珍しくなくなるでしょう。
今年はそれをしている人があちこち現れてかつ、自身もその様な活動をすることを通してセラピーの質を高め、セラピストライフを構築する個人セラピストとなる。そのための種まきな2018年。
そういったことを元に僕が去年くらいからマンツーマンサポートや講座後のコンサルティングタイムなどで伝えているのは種を蒔き、実らせるための主に6つのテーマです。
去年5月に業界誌と共同で行った個人セラピストを対象とするアンケートでも分かったことですが、現在主に活動しているセラピスト平均年齢は40代半ばであることがわかりました。
自身のセラピストライフを構築するための活動や運営スタイルの変化を遂げていくために今年2018年は積極的な動きが必要です。
それはその先の2019年。2020年以降を見越した視点と言えます。
『セラピストとはこういった存在』という価値観や社会から求められるものが数年前と数年後とまるで違っている、そんな第2揺籃期の変わり目にいるのが今ですから。
皆さんにとっての2018年はどういったものになりますか?
(文責:谷口晋一)