BABジャパンさんから発刊された『セラピストの手帖』。先週編集部から
「重版となりました」と連絡が来ました。
初版は2014年12月。なんてジワリジワリな売れ方なのでしょう(苦笑)
しかしこれだけ日々本が生み出される中、しかもセラピスト業界というニッチな業界の中での重版。
発刊されてすぐの瞬間増刷ではない、この事実を噛み締めてます。
つまり“最初から重版ありき”でなく、たとえ期間がかかったとしても社会から評価された一つの形であるので、
著者としてはやはりとても嬉しいものです。
ただ一連の流れでもっとも評価されるべきは、著者よりもやはり出版社含めた関係者でしょう。
また特に本書は僕は監修者という立場で関わってくださった方がとても多く、その想いはひとしおです。
商業出版〜出版社の決断やそこまでに至る関係者の努力がなければ現実のものとはなりません。言い換えれば、
初版はその書籍テーマと著者に対しての投資。で、出版に至る。
内容云々でなく、著者となれば意味もなく?チヤホヤされるこの国において。
その陰でたゆまなく関係者によって営業活動がなされていく。
そしてその投資が間違いでなかったという結果となって表れるのが…重版出来。
ですので。著者の立場からすれば感謝以外になく。
「よくぞ、僕という訳のわからんニンゲンに投資してくれまして」…みたいな想いもあり。
つまり重版出来を、著者の手柄みたいにしちゃいかんのです。
関わってくれた人たちにほんの少しだけでも恩返しできたかな?というのが本当の所です。