今日はこれから渋谷で出版記念イベントがありご招待されて行ってきます。
書籍のタイトルは
『愛する人を失ったとき あなたにおこること』(日貿出版社)
グリーフケアに関するテーマを記した書籍です。
セラピストである著者との出会いは10年以上前。2009年レクチャリングアカデミーの受講生でもあって。
実はアカデミーでも出版についての講義がありましたが当時まさかこうして書籍となるとは思っていなかったかもしれません。
でも10年もの間。
セラピストとしてブレずに歩み続けたからこそ企画が立ち上がり、多くの人の助けを受けて、本という一つの形となったのだと思います。
発刊された今、これからは手に取って読んでくださった人たちがそこに記された文字を通してどう受け止めたのか?
たとえば僕の携わるセラピストの分野で言うならば。
自分の好きなやり方、身につけたそのものですればいい、というのではない様に。
本というのも著者として“出すことが目的”ではなく、読み手こそがその本の価値を見出し、ある意味著者はそこにすべてを委ねていく。
そういった、すべてを受容していく責任と覚悟が著者にはずっと求められるわけです。
ひとりでも多くの、この本を必要とする人の所に届きますように。との願いを込めて。(文責:谷口晋一)